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花組の全国ツアー公演『マジシャンの憂鬱』『EXCITER!!2026』。残念ながらチケットは取れず、生での観劇は叶わなかったのですが、ライブ配信で楽しみました。75インチのテレビで、涼しい家の中で観られたのは、それはそれで快適。でも、配信ならではの“もどかしさ”もありました。今回は、そんな配信視聴のリアルな感想をお届けします。

75インチの大画面に、涼しいリビング。環境としてはそこそこ快適でした。ただ、いちばん残念だったのが開始時刻。16:30スタートは、主婦にとって一日でもっとも忙しい時間帯にかぶっています。
仕事や子どもの塾弁当づくりは急いでギリギリ終えたものの、送迎やら片付けやら、やることは尽きません。結局、腰を据えて集中できないままの視聴に。舞台に没頭したいのにやる事が気になって、なんとも消化不良でした。だからこそ思うのです——24時間でいいから、アーカイブ配信をしてほしい! 落ち着いた時間に最初から集中して観たかった、というのが本音です。
\配信をテレビの画面で見る方法はこちら/





24時間はアーカイブ配信するところ結構あると思うので、宝塚も是非お願いしたい!
物語は、マジシャン(シャンドール/永久輝せあさん)が、交通事故で亡くなった皇太子妃の消息を、皇太子の依頼で探っていく、というもの。一瞬、ダイアナ妃の事件を想起させられました。なかなか無茶な設定ではありますが、そこはタカラヅカ、しっかり楽しめます。宮廷に渦巻く陰謀を、仲間たちと推理していく面白さがありました。
テンポよく進んでいたのだと思います。でも、だからこそ——家の中で落ち着けないまま観ていると、一瞬の見逃しが命取り。大事な手がかりを取りこぼし、よくわからないまま黒幕が判明……。うーん、これは完全に環境のせい。集中して、劇場で観たかったと、悔しさが残りました。推理ものは特に、没入できるかどうかで面白さが段違いですね。
いっぽうショーの『EXCITER!!2026』は、やっぱり最高でした。EXCITERは何度観ても楽しい。中弛みがなく、あっという間。体感5分で駆け抜けるショーです。藤井大介先生のショーが大好きなので、今後もまた楽しみにしています。歌って踊る花組の真骨頂を、配信でもたっぷり浴びられました。
この公演は、話題の『エリザベート』の前にあたる全国ツアー。『マジシャンの憂鬱』は台詞量も多く、『EXCITER!!』は歌って踊りっぱなし。永久輝せあさんを筆頭に、箸休めどころか大劇場公演並みのエネルギーを使っていたのではないでしょうか。エリザベートよりカロリー消費激しそう。この全力の花組が、次はエリザベートに挑む——そう思うと、エリザベートもますます楽しみになりました。


今回のように「チケットは取れなかったけれど、どうしても観たい」というとき、配信や映像サービスは本当にありがたい存在です。ライブ配信のほか、宝塚専門チャンネルのスカイステージや、観たい作品を選べるタカラヅカ・オン・デマンドなら、自分のペースで宝塚を楽しめます。それぞれの違いと選び方はこちらにまとめました。








『マジシャンの憂鬱』の推理の面白さ、『EXCITER!!2026』の圧巻のショー。配信でもその魅力はしっかり伝わってきました。ただ、推理ものは特に、集中できる環境で観たいもの。次は劇場で、あるいはアーカイブでゆっくりと——そんな願いを込めつつ、全力の花組が挑むエリザベートを心待ちにしています。
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