宝塚のファンクラブを辞めた話 大切な思い出も人間関係の疲れも全部あった。

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宝塚歌劇で「ファンクラブ」と呼ばれるもの。

ひとつは、公式の「友の会」。こちらはファンクラブというよりは劇団チケットの先行販売などが受けられる公式サービスで、こちらの記事で詳しくまとめています。

もうひとつが、各タカラジェンヌさんを応援する非公式の「会」(私設ファンクラブ)。
今日の記事は、こちらの「会」のお話です。

私も過去に一度、あるトップさん時代に、その方の会に入っていました。
現在は会には入っていないし、入る予定もないライトなファンです。

現在は少し変わってきているかもしれませんが、大切な思い出も、お金のことも、人間関係も、全部経験した上で。
今は会に入らない選択をしている私の、正直な気持ちを書いておきます。

目次

タカラジェンヌの「会」(私設ファンクラブ)とは

会は、各タカラジェンヌさんを支援する非公式のファンクラブです。
歌劇団が運営しているものではなく、ファン有志が運営に関わっている形が一般的です。

  • 入会金・年会費がかかる(ジェンヌさん・会の規模によって金額はさまざま)
  • お茶会、入り出待ち、お手紙渡し、チケット優先販売、グッズ・カレンダー販売など
  • 規模はトップスター級から研の浅い方まで、ジェンヌさんによって大きく異なる

「会に入る」ことで、贔屓・推しジェンヌさんとの距離を一段深めます。

私も一度、会に入っていた

ある組の、あるトップさんが大好きだった時代。
「もっと近くで応援したい」「お茶会に行ってみたい」という思いから、その方の会に入会しました。

会員になって初めて見えた景色や、味わえた感情がたくさんありました。

入っていたから見られた景色 大切な思い出

お茶会で、間近にトップさんのお話を聞けた時間。
目の前でお話しされているお姿。
会で取ったチケットの席で観劇した際、目を合わせてハイタッチしてもらえたこと。
お手紙を書いて渡せた瞬間。
ファンクラブに入っていなければ、出会えなかった景色がたくさんありました。

舞台の上の姿だけではない、その方の言葉のトーンや笑顔。
それは、いまも私の中に大切な思い出として残っています。

同じ人を好きな人と出会える嬉しさ

もうひとつ、会に入って本当に良かったと思うのが、同じ人を好きな仲間と出会えたこと。

同じ作品を観て、同じ場面で泣いて、同じ歌に胸を熱くする。
「分かる、ほんと素敵」と言い合える時間は、ひとりで観劇するのとは違う種類の幸せでした。

そういう繋がりは、本当にかけがえのないもの。
職場の同僚でもなく、ママ友でもない友人ができたこと。
大人になってもこんな繋がりから新たな友人を作れるっていいな
と思いました。

正直、お金はかかる

一方で、会の活動にはお金がかかるのも事実です。

  • 入会金・年会費
  • お茶会の参加費
  • カレンダーや会員向けグッズ
  • チケットにかかるお花代

私もチケットを会にお願いしたり、カレンダーを購入したことがあります。
「応援したい」と思えば思うほど、出ていくお金は積み重なります。

これも、会に入る前に一度、自分の予算と相談しておきたいところです。

私が会から離れた理由 誰かを貶す言葉が辛かった

そして、ここからが、私が会を離れた一番の理由です。

トップさんを好きすぎる、その気持ちの裏返しなのかもしれません。
トップさんの相手の娘役さんの悪口ともとれることを言ったり、次期トップになるであろう2番手さんの粗探しをしたり、悪口というか批判というか、負の発言をする人たちも一部いました。

私には、それがとても苦手で耳にするのが不快でした。
あくまでごく一部だと思うし、熱量が高いが故の発言だったのだろうし、公には言わないでしょう。

でも、相手方の娘役さんや2番手さんを可愛がっているトップさんからしたら、自分のファンのそんな発言を聞いたら悲しいだろうな、と思っていました。

私は、ジェンヌさんはみんな素敵だと思っています。
もちろん好みはある。けれど、舞台に立ち、日々私たちに感動を与えてくれる。
舞台に立ち、夢を叶え、日々努力している人は、誰もが尊い存在だと思っています。

だから、誰かを貶すような言葉を耳にする時間が、しんどかった。
嬉しいことも本当に多々あった会の時間だったけれど、私にはそういう空気が合いませんでした。

会の規模に関係なく ファンクラブはそういうもの

振り返って思うのは、これは特定の会だけの話ではないだろう、ということです。
色々な話を聞いたことがあります。綺麗な話だけではない。

会の規模が大きければ、それだけ色々な人がいる。
規模が小さければ小さいで、また別の何かがある。
それが、ファンクラブというものなのかもしれません。

合う合わないは、本当に人によります。
私には合わなかったかも、ただそれだけのことです。

それでも 会を否定したくない

会に入っていた時間に、後悔はありません。
あの時間があったから、私はもっと深く宝塚を好きになれたとも思っています。
もしかしたら、いつかまた入りたくなる日がくるのかもしれない。

会に入る選択も、入らない選択も、どちらも正解。
「入って楽しい」という方の気持ちも、本当によく分かります。

会に入るメリットの側面についてはこちらの記事を参考にしてもらえたらうれしいです。


どちらかを否定するためではなく、これから観劇を楽しみ、宝塚を深く好きになる方が、自分に合った関わり方を選べるように。

まとめ ファンとしての関わり方は人それぞれ

私は今、会には入っていません。
でも、宝塚は変わらず大好きで、観劇のたびに胸を熱くしています。
私のように特定の贔屓を作らず色々な人にときめいているタイプを苦手とする人もいるでしょう。

会に入って深く関わるファンの形も、会には入らず観劇で楽しむファンの形も、どちらも十分に成立します。

自分にとって心地よい関わり方を、ゆっくり見つけてもらえたら嬉しいです。

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