宙組黒蜥蜴 観劇感想 春乃さくらの黒蜥蜴と緑川夫人 声色の妖艶さに痺れる。

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

宙組『黒蜥蜴』、ついに大劇場で観劇してきました。

観劇前に書いた期待の記事。評判も良さそうで期待していましたが、期待を超えて、素晴らしいお芝居だったので、観劇後の興奮そのままに感想を書いておきます。

目次

やっぱり春乃さくらが凄かった タイトルロールの存在感


やっぱり春乃さくら(はるさくちゃん)が、本当に凄かった。

体感ですが、おそらくこの作品で一番台詞が多いのは、はるさくちゃんなのではないでしょうか。
台詞の言い回しも難しそうです。
タイトルロールとして、舞台の重心を背負っていく強さ。
「黒蜥蜴」というタイトルが、はるさくちゃんのために用意されたかのような圧倒的な存在感でした。

娘役さんがタイトルロールを背負う代表的な作品といえばやはり『エリザベート』。
作品を娘役さんが引っ張る役どころは宝塚では多くはありません。
その重責を、堂々と、しなやかに、艶やかに演じ切るはるさくちゃん。
さすがでした。

黒蜥蜴と緑川夫人 声色の使い分けに痺れる

今回の舞台で特に痺れたのが、はるさくちゃんの「声」です。

黒蜥蜴としての場面と、緑川夫人としての場面で、声色が明確に違うのです。

  • 黒蜥蜴のとき … 迫力のある女賊。低めで凛とした、人を従わせるような声
  • 緑川夫人のとき … 謎めいた貴婦人。少し高めで、底に妖艶さを湛えた声

同じ俳優が、同じ舞台の上で、まったく違う二人の人物として存在する。
その切り替えのスムーズさと、それぞれの声に宿る色気。
そして後半では明智に対する心の揺れが表現されているよう。

はるさくちゃんの色っぽさが、声を通じてダイレクトに伝わってくる瞬間が、何度もありました。

台詞は現代に寄せず、原作の雰囲気そのまま

観劇前から少し気になっていたのが、台詞回しでした。
江戸川乱歩の原作を読んでいて、時代独特の言葉遣いが現代の宝塚でどう表現されるのか。

前回の花組を観ていないので前作がどうだったか違いはわかりませんが、今回の宙組版は、その台詞を現代風に整え直すのではなく、原作の世界観を壊すことなく舞台に乗せていると感じました。

言葉のリズム、選び方、抑揚。
古典的な空気のまま、観る者を作品世界に引き込んでいく強さ。
はるさくちゃんが、その難しい台詞を自分のものにして発しているのが、圧巻でした。

予習しておいて本当に良かった 一人二役と変装の理解

『黒蜥蜴』を観るなら、原作の予習をしておくことをおすすめします。

この作品は、一人の俳優が二役を演じたり、登場人物自身が変装して別人になりすましたりする場面が多くあります。
原作を読んでいなかったら、「いまの場面で誰が誰を演じているのか」がわからなくなって、物語の核を見失ってしまった可能性が高い。

そう感じる瞬間が、観劇中に何度もありました。

事前に乱歩の原作で物語の輪郭を掴んでおいたおかげで、舞台の一つ一つの仕掛けを、「ああ、なるほど、こう表現するのか」と受け止めながら観られました。
これから観劇予定のある方には、できれば原作だけでも軽く目を通しておくことをおすすめします。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

桜木みなとの明智も、期待通りに色っぽくかっこよかった

そして、明智小五郎を演じる桜木みなと(ずんちゃん)。
観劇前にSNSで見た「予想を超えて色っぽい」「思っていた何倍もかっこいい」という感想は、本当にその通りでした。

探偵という冷静な役どころに、ずんちゃんの持つ艶と深みが見事に乗っていて、はるさくちゃんとの対峙シーンの緊張感がたまらない。
名探偵でありながら、対等に渡り合うなかで黒蜥蜴に魅力を感じていく男としての明智小五郎。
ずんちゃんが絶妙に表現していると感じます。

台詞が少なくて残念な面も

ちょっと残念だった面も。
雨宮潤一役のマイティーは前半は台詞が少ないまま話が進んでいくし、明智のイケメン部下たちの台詞が少ない。
亜音有星さんや大路りせさん、一言二言しか目立つ台詞がなかったような気がします。見逃していただけでしょうか。
次回もっと余裕をもって観劇してこようと思います。

前作『PRINCE OF LEGEND』からの振り幅がすごい

個人的にじわじわ来ているのが、宙組の前作との振り幅です。

前作は『PRINCE OF LEGEND』。
キラキラのトキメキが大渋滞、観客を片端からときめかせていくプリンスにメロメロにされるエンタメ全開の作品でした。
その後に、戦後の重厚な世界観で犯罪と美が交錯する『黒蜥蜴』。

この振り幅、さすが宝塚。
宙組という組の表現力の幅、そして組子たち一人ひとりの引き出しの多さを、改めて思い知らされました。

あわせて読みたい 観劇前期待と桜木みなとの愛用品

観劇前に書いた期待の記事と、宙組トップ・桜木みなとさんの愛用品をまとめた記事もあります。
『黒蜥蜴』の余韻と一緒に、よければあわせてどうぞ。

まとめ もう一度、はるさくちゃんの黒蜥蜴に会いたい

春乃さくらの黒蜥蜴。
桜木みなとの明智。
そして、原作の世界観をそのまま立体にしたような、生田大和先生の演出。

観終えた瞬間に、はやくもう一度劇場で観たいと思いました。
はるさくちゃんの声の使い分け、ずんちゃんの色気、二人が向き合うあの緊張感を、もう一度、自分の目で確かめたい。

これから観に行かれる方は、ぜひ原作を一度読んでから劇場へ。
その方が、はるさくちゃんの凄さも、ずんちゃんの色気も、より深く受け取れる作品です。

宙組トップ桜木みなとさんの愛用品Pick

DIORのトート、LOEWEの財布、リリーススティック、gelato piqueのピカチュウクッションなど、桜木みなとさん(ずんちゃん)の愛用品を厳選しました。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

愛用品の詳細は、記事で紹介しています。

ブログ村

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次