花組大劇場公演、二本立てのショー作品『EL DESEO(エル・デセーオ)』。
お芝居『蒼月抄』の重厚な世界とは対照的に、こちらは情熱と色気が一気に弾ける、スパイシーなショーでした。
今日は、永久輝せあさん、聖乃あすかさん、極美慎さん、侑輝大弥さんの4人に絞って感想を書いていきます。
正直、あと100回観たい。
花組『EL DESEO』 蒼月抄との二本立てショー
『EL DESEO』は、お芝居『蒼月抄』との二本立てで上演されているショー作品。
スペイン語で「欲望」を意味するタイトルが示すとおり、ラテンの情熱と色気が舞台いっぱいに広がります。
蒼月抄の余韻が残る心に、ガツンと別世界を叩き込んでくる構成。
振り幅の大きさが、観劇後の満足感をさらに何倍にもしてくれます。
オープニングから掴まれる 女装ドレス並びのインパクト
ショーの幕開け、いきなり度肝を抜かれました。
聖乃あすかちゃん(ほのかちゃん)、極美慎さん、らいとくん、侑輝大弥さん。
4人が女装ドレス姿で並んで登場するという、攻めたオープニングです。
ほのかちゃんは、完全に美しく艶やかな女性そのもの。
他の3人は、大きくて迫力ある、それでいて美しき色気を放つ女性。
同じ「女装」でも、立ち姿が違うとここまで違う表情になるのか、と引き込まれました。
永久輝せあ ひとこちゃんがメラメラのセクシー
ひとこちゃん、今回も最高でした。
眉をしかめた表情、ウインク、投げキス。
愛がメラメラのセクシーなひとこちゃんが良すぎて、思わずポストカードまで購入してしまいました。
- 男役群舞で、顎をチョンチョンとやるところ
- デュエットダンスのあと、銀橋で美咲ちゃん(星空美咲)に何か言っているシーン
- 最後のパレード、羽根扇で顔を隠したまま降りてくる登場
- その羽根扇を外した直後のツンとした表情
仕草の一つ一つが、ぜんぶ可愛くてかっこいい。
ひとこちゃんという男役の引き出しの多さに、今回も心を持っていかれました。
聖乃あすか ほのかちゃんの艶やかさと安定の歌声
聖乃あすかさん(ほのかちゃん)は、本当に相変わらず美しい。
蒼月抄での重衡様の、あの高貴な烏帽子姿も美しかったけれど、ショーで見せる「きらっきら」と輝く笑顔も最高でした。
声も安定していて、ショーの中で何度も「あ、ほのかちゃんだ」と耳で気づける瞬間がありました。
お芝居の凛とした男役姿と、ショーの華やかな笑顔。
その振り幅も、ほのかちゃんの魅力をぐっと立体的にしてくれます。
極美慎 砂漠を生き抜く孤高のサソリと、黒燕尾の二面性
極美慎さん(極美くん)は、ますますダンスが伸びやかになった気がします。
ハンターの場面では、長い手足を存分に使って、サソリっぽさを存分に表現していました。
ただ毒々しいだけではなく、砂漠を生き抜く孤高の雰囲気がしっかりにじみ出ているのが印象的。
強さの中に、ちょっとした寂しさが見える表現に、惹き込まれてしまいました。
フィナーレの黒燕尾で、聖乃あすかさんと絡む場面も忘れがたい。
笑っている時の柔らかさと、きりっとした表情の凛とした強さ。
そのどちらも素敵で、極美くんの男役としての幅が、ぐんと広がっているのを感じました。
侑輝大弥 濃厚キスシーンと楽しそうに踊る姿
侑輝大弥さんは、今回も色気が大渋滞でした。
あちこちでキスシーンがあって、しかも毎回しっかり濃厚です。
特にダンス対決の場面では、中腰のままキスをするという離れ業を披露。
格好いいのと色っぽいのが両立しているのが、本当に侑輝さんらしい。
そして何より印象的なのが、侑輝さんの「楽しそうに踊る姿」です。
特に中詰やクンバンチェロの場面では、本当に生き生きとした表情で踊っていて、「ああ、この方は本当に舞台が好きなんだな」と、観ている側にもまっすぐ伝わってきました。
中詰では、美羽愛さんと一緒に銀橋を渡るシーンも。
美男美女のコンビが銀橋を歩く光景は、それだけでありがたい時間です。
一度脱いだ帽子を、途中でまた被るタイミングで紐をキュッと締める仕草も、なんとも可愛らしくて(笑)。
細部まで楽しめる、侑輝さんの引き出しの多さを存分に感じる場面でした。
観劇の余韻を残すなら 蒼月抄+EL DESEOのBlu-ray
大劇場で観た余韻が忘れられない方、東京公演が叶わない方、もう一度あの世界を観返したい方へ。
『蒼月抄』とこの『EL DESEO』の二本立てBlu-rayがあります。
ひとこちゃんのセクシーな表情も、極美くんの伸びやかなダンスも、侑輝さんの楽しそうな笑顔も、いつでも好きな時に観返せる。
これは、推し活民にとって本当に幸せな選択肢です。
あわせて読みたい 蒼月抄お芝居の感想
二本立てのお芝居『蒼月抄』の感想は、別の記事にまとめています。
永久輝せあの平知盛、極美慎の熱、侑輝大弥の色気を、お芝居の側から書きました。

まとめ 振り幅の大きい二本立てが花組の今を見せてくれる
重厚な『蒼月抄』と、情熱の『EL DESEO』。
この振り幅を一夜で受け止められる花組の今の総合力が、二本立て公演に詰まっていました。
東京公演をもう一度観たい気持ちが、ショーの興奮で何倍にも膨らんでいます。
Blu-rayで何度でも観返しながら、次の花組公演を待ちたいと思います。
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