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薬屋のひとりごと実写化 壬氏役は誰?宝塚の男役OGを推す声と天海祐希の前例

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『薬屋のひとりごと』が実写ドラマ化されると発表されました。2028年からPrime Videoで世界独占配信されます。

猫猫役は芦田愛菜さん。そして壬氏役はまだ発表されていません

正直に言うと、私も最初は少し身構えました。あの世界観が実写で成立するのだろうかと。ただ、SNSを眺めていて思わず手が止まったのが「壬氏役は宝塚の男役さんにやってほしい」という声でした。それを見た瞬間、なるほど、と腑に落ちてしまったんです。

この発想、わりと自然に感じました

目次

薬屋のひとりごと実写化で決まっていること

まず、現時点で発表されている情報を整理します。

配信Prime Video 世界独占配信
時期2028年
猫猫役芦田愛菜さん
壬氏役未発表
製作東宝/Amazon MGMスタジオ
原作日向夏さんの小説。シリーズ累計5700万部

アニメは第3期が2026年10月2日から放送予定、劇場版も2026年12月11日に公開予定です。実写ドラマはその先、2028年という長い準備期間が取られています。

つまり今の時点で分かっているのは猫猫役だけ。壬氏役、色々な予想が飛び交っていますが公式では白紙です。だからこそ、ファンの想像が広がっているのだと思います。

実写化してほしくない、という声もある

発表直後のSNSでは「最高の配役」「楽しみすぎる」という歓迎の声が目立ちました。その一方で、実写化そのものを歓迎しない声も見かけました。

この気持ちは、私にも分かる部分があります。原作やアニメで完成している顔があると、生身の俳優さんに置き換わった瞬間に、自分の中の像が上書きされてしまう怖さがある。とくに壬氏は難しい役です。

壬氏は、誰が見ても見惚れてしまう美貌の持ち主として描かれます。傾国の美女と評されるほどの容姿で、女装も違和感なくこなす。そして背が高い。
性別の枠に収まらない美しさが、そのままキャラクターの核になっています。

この造形を生身の男性が演じると、どうしても現実の生々しさが混ざってしまう。実写化に慎重になる気持ちの正体は、そこにあるのではないかと思います。

宝塚と漫画原作は相性がいい

宝塚では、人気漫画の舞台化が数えきれないほど上演されてきました。

  • ベルサイユのばら(原作 池田理代子さん)
  • ポーの一族(原作 萩尾望都さん)
  • はいからさんが通る(原作 大和和紀さん)
  • 天は赤い河のほとり(原作 篠原千絵さん)
  • 花より男子(原作 神尾葉子さん)
  • ルパン三世(原作 モンキー・パンチさん)
  • るろうに剣心(原作 和月伸宏さん)

少女漫画から少年漫画まで、ジャンルを問わず舞台になっています。宝塚ファンにとって、漫画が原作であることは珍しくありません。もちろん宝塚のオリジナルが見たいという人も多いですが、タカラジェンヌの現実離れした美貌や一般人とはかけ離れた身体能力。

薬屋のひとりごとを好きな宝塚ファンもいるはずです。私も薬屋好きです。
実際、宝塚で上演してほしいという声もSNSで見かけたことがあります。後宮という舞台設定も、豪華な衣装も、宝塚と相性が良さそうに思えます。

薬屋を宝塚で観たい、という気持ちは正直あります

壬氏役に挙がる名前 吉沢亮と宝塚の男役

壬氏役について、SNSで見かけた声で私が気になったのは2つ。

ひとつは「壬氏役は吉沢亮しか認めない」という声。確かに吉沢亮さんは、大ヒットした映画『国宝』で女形をやって大絶賛されました。稀代の女形・立花喜久雄を演じ、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞しています。まさに国宝級イケメンであることを日本人の多くが認めているのだと思います。

壬氏もまた、女装が違和感なく似合う人物として描かれています。女形を演じきったという実績は、その条件をすでに満たしているとも言えます。

その『国宝』は、現在Prime Videoで見放題独占配信されています。Amazonプライム会員なら追加料金なしで観られます。

もうひとつが「宝塚の男役さんにやってほしい」という声です。

「FNSで、好きすぎて滅を歌っていた宝塚の男役さんにやってほしい」

名前ではなく、番組での様子で覚えられている。つまりこの投稿をした方は宝塚ファンではなさそう。それでも壬氏役として宝塚の男役を思い浮かべた、ということになります。

FNS歌謡祭2026でM!LKさんとコラボした「好きすぎて滅!」に出演していたのは、花組の永久輝せあさん・聖乃あすかさん・極美慎さん・侑輝大弥さん・希波らいとさんの5人でした。あの数分間を見て、花組の男役さんたちは国宝級イケメンに匹敵するのでは、と宝塚を知らない人も思ったということなのだと思います。

身長で考えてみる

吉沢亮さんの身長は171cmとされています。

宝塚の男役はどうかというと、たとえば花組の希波らいとさんは178cm。吉沢亮さんより7cm高いことになります。170cm台の男役さんは珍しくありません。

壬氏は180cmほどで長身です。が、映像作品で美しく見えるかどうかは身長だけでは決まりません。ただ、体格の面で無理があるという話にはならない。猫猫役の芦田愛菜ちゃんが150cm弱のようなので、170cm以上身長差があれば差は20cmほどになります。何を重視するか、ですよね。

天海祐希さんの光源氏という前例

宝塚の男役が映像作品で美しい男性を演じる。これは、すでに前例があります。

2001年に公開された映画『千年の恋 ひかる源氏物語』です。主演は吉永小百合さんで紫式部を演じ、光源氏を演じたのが天海祐希さんでした。天海祐希さんは元月組トップスターだったことは皆さんご存知の通り。

注目したいのは、この配役が話題づくりで終わらなかったことです。天海祐希さんはこの作品で日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞、そしてブルーリボン賞の主演女優賞を受賞しています。

光源氏もまた、誰もが見惚れる美貌という設定のキャラクターです。その役を宝塚OGが演じて、賞まで受けている。壬氏役に宝塚の男役をと考える人がいるのは、決して突飛な発想ではないということです。

できるのか、ではなく、すでにやって評価されている

なぜ宝塚の男役なら受け入れられるのか

ここからは私の考えです。

実写化に慎重になる気持ちと、宝塚の男役ならいいと思う気持ち。この2つが同じ人の中に同居するのは、一見すると矛盾しています。

でも、こう考えると筋が通ります。

宝塚の男役は、実際には女性です。だから、その人が壬氏を演じても、現実の男性に置き換わったことにはならない。舞台上の美しい男性という約束ごとの上に立っている存在なので、作品の世界がファンタジーのまま保たれる。そもそも宝塚歌劇はある意味ファンタジーの世界。

原作の壬氏が持っている、性別の枠に収まらない美しさ。それを表現するのに、男役という形式がすでに完成しとも考えられる。女装ができる、という条件についても、男役のジェンヌさんが女装をすることもあるので問題なし。

実写化してほしくないという気持ちの正体が「生々しくなってほしくない」「現実の男性でリアリティを感じたくない」が要因の1つなのだとしたら、宝塚の男役はその杞憂を減らせるのかも。心情的に受け入れやすいのは、そういうことなのだと思います。

ただし現役の生徒は、基本的に外部作品に出ない

宝塚歌劇団の現役の生徒は、基本的に外部のドラマや映画には出演しません。HiGH&LOWのような例外はありますが、原則として在団中は宝塚の舞台に立つのが宝塚です。

つまり、壬氏役に宝塚の男役をという願いが実現するとしたら、それは退団後のOGということになります。天海祐希さんの光源氏も、もちろん退団後の出演でした。

あなたなら誰の壬氏が見たい?

では、どのOGなら壬氏を演じられるのか。まだそこまで男役が抜けきっていない、中世的な方が合うのかな。

私が思い浮かべたのは、まず柚香光さんです。元花組トップスターで、2024年5月に退団されました。花組時代には『花より男子』で道明寺司を演じています。漫画原作の主役を宝塚で演じた経験がある方です。退団後は映像の世界への挑戦にも意欲を語っています。退団から約2年、れいちゃんは背も高いし似合いそう。

もうひとりは七海ひろきさんです。元星組の男役で、退団後は俳優・声優として活動されています。2025年には声優アワードの新人声優賞を受賞。退団後も中世的で素敵な魅力は健在。

他にも思い浮かぶ方もいます。宝塚ファンなら、それぞれに「この人の壬氏が見たい」という顔があるはずです。あなたなら、誰の壬氏が見たいでしょうか。

そして現役のジェンヌさんでも妄想してしまう

あわせて読みたい

記事の中で触れたFNS歌謡祭の感想と、花組の男役さんのプロフィール記事です。

タカラジェンヌOGの愛用品Pick

退団後も美しさを保ち続けるOGの皆さん。その愛用コスメをまとめた記事もあります。

まとめ

『薬屋のひとりごと』の実写ドラマは2028年、Prime Videoで世界独占配信されます。猫猫役は芦田愛菜さんに決まり、壬氏役は未発表です。

実写化してほしくないという気持ちと、宝塚の男役ならいいという気持ち。この2つが同居するのは、男役という形式が作品のファンタジー性を守ってくれるからだと思います。天海祐希さんの光源氏という前例もあります。

宝塚は昔から漫画を舞台にしてきました。薬屋のひとりごとが宝塚の舞台になる日も、いつか来るかもしれません。壬氏役の発表を、のんびり待ちたいと思います。

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